熱風発生装置の比例調整弁改造

ヒートエナジーテック社製
熱風発生装置 「NAHシリーズ」
従来の比例弁生産中止に伴い
故障の際は変更改造が必要となります。

■ NAHシリーズの比例弁の故障について

日本国内の乾燥炉などで広く採用されている、ヒートエナジーテック社の熱風発生装置は、その堅牢さと完成度の高さから、30年以上経過したものでも今も元気に現役で活躍しているものが多く存在しています。

ユニットをコンパクトにまとめるために開発された、ヒートエナジーテック社独自の面積均等変動型で空気とガスが一軸連動する独自の「比例調整弁」は現在生産中止となり、新品では別の方法にて組立されています。

「比例調整弁」の多くは、使用環境により大きく左右されるものの、経年使用によって空気内のバルブの隙間にホコリが堆積して噛みこみ、弁がロックしてしまう症状に見舞われます。

分解清掃にて改善する場合もありますが、復旧できない状態となっているものもあり、その場合の修理復旧にはかなりの時間(数週間~1ヶ月)装置が使えなくなります。

■ 予防保全的交換が大切

重故障化する前に、前兆が見られた、ある程度の使用年数に達したなどの条件がそろえば、予防保全的に交換されますことを当社では推奨しております。

■ 両軸コントロールモーターを使った配管構成の変更

当社では両軸コントロールモーターを利用して改造変更しております。
この方法が一番省スペースとなり、NAHバーナーの課題枠内に収まります。

■ 交換後の試運転調整

空気とガスのリンケージ調整を実施し炉内のCOを測定してよい状態でお引渡ししました。

つくづく、これまでの「比例調整弁」がいかに優秀だったかを毎回実感します。

■ NAH型 をご使用のお客様へ

「比例調整弁」の重故障は、そのまま復旧までの長い期間装置が停止することになりますので、予防的な更新による対策が必要となります。

同型バーナーをご使用のお客様は、最寄りの当社BASEまたは本社広域グループ(石川県本社)までご連絡ください。